桜と鯉のぼりを見に大崎ダムへ…
だいぶ葉桜になっていましたが天気も良く綺麗でした。
こんな風に鯉のぼりまで飾るようになったのはおそらく、20年くらい前だと記憶しております。
家で眠ったままになっていた子や孫の鯉のぼりがこうして1年に一度、風に揺られて多くの人の目を楽しませます。鯉には大きく子や孫の名前が書かれています。
桜は、おそらく40年ほど前に村の家々で希望者で1本か2本ずつ木を植えました。
最初のころは各家各自で雪囲いをしていましたので、とても手がかかっています。
うちの木は父と長男とで2本ありましたが、1本は雪崩で折れてしまいました。
今もその木のところへ行って枝ぶりを確かめます。
ダム全体を見渡せる丘にマリア像が設置されています。
今はもうないのですが、大崎中学校にあったものをこちらに移設しました。
傍に大崎中学校の効果が刻まれた石碑があります。
初代校長先生が自分で歌詞を作ったそうです。
朝のまどにひらけゆく
文化のひかり 照りかえし
生気あふるる霊峰の
(たかき姿を 身につけて)
理想かかげよ もろ手つながん
引用 大崎村誌・南魚沼郡誌
大崎村誌と南魚沼郡誌を参考にして解読しようとしておりますが、ちょっと違う気もします…
大崎村誌
朝のまどにひらけゆく
文化のひかり 照りかえし
生気あふるる霊峰の
理想かかげよ もろ手つながん
つきぬながれに身をうつし
あらしにたえて 五つひらの
学びの花の 香ぐわしく
清く正しく 大らかに
希望の泉 くみてはげまん
夕の丘にたたずめば
オリオン輝く さすところ
真理をふかく 求めつつ
すすむ世界に さきがけて
若き力の すべてをあげん
南魚沼郡誌
あしたのまどに ひらけゆく
ぶんかのひかり てりかえし
せいきあふるる れいほうの
たかきすがたを みにつけて
りそうかかげよ もろてつながん
つきぬながれに みをうつし
あらしにたえて いつひらの
まなびのはなの かぐわしく
きよくただしく おおらかに
きぼうのいずみ くみてはげまん
ゆうべのおかに たたずめば
オリオンとおく さすところ
しんりをふかく もとめつつ
すすむせかいに さきがけて
わかきちからの すべてをあげん
大崎村誌では「たかきすがたを みにつけて」が抜けているのかもしれません。
いずれにせよ、達筆で「たかきすがたを~」のところは読めませんが素晴らしい字です。
おそらく、大崎の書道教室が山田先生だったのでその方か、そのお父様かもしれません。
大崎中学校は昭和22年~昭和46年までありました。
その後は、私の記憶ですと工場になってしばらく校舎が残っていました。そこにマリア像も残されており、すこし不気味に思っていました。
今は校舎はとっくに壊されています。メタセコイアの木が残され(そのメタセコイアの木の下にマリア像が置かれていたのを覚えています)、グラウンドゴルフのコースになっています。時代ですね…