ご存知でしょうか…

最近(と言っても数年前)できた立派なスノーシェッド。「坂戸覆工」っていうんですね。
ふくこう?ふっこう?スノーシェッドとは違うのかでしょうか。

そのすぐ下といいますか、脇に

自然流水完成記念碑

旅館の龍言さん(いまはryugonと書くそうです)の別館のすぐ横に置かれています。

揮毫は「県会議員 南雲順一書」となっています。石碑ではよくみるお名前のような気がいたします。

さぁ、裏面に回ります

ちょっと怪しげな人にいつもなってしまうのですが、、、仕方ありません。

石碑の背後にまわるときは、周りに人があまりいないか確認します。(それが余計に怪しいかもしれませんね…)

ふむふむ。

碑文

坂戸地区は、昔から魚野川に清流をみながら部落の中に水が流れず大変な苦労が続いたが、昭和五十四年魚野川河川改修事業の計画に併せて土地改良区坂戸かんぱい事業を導入した結果、昭和六十年十二月水源地長表ほか関係部落の協力を得て、計画から七年を費やし、自然流水の通水工事が完成した。

大字坂戸区百年の大計に起ち区民の悲願であったこの事業を後世に伝え、部落の倖せを念願してこの日を建立する。

昭和六十一年四月吉日

意外でした…

ここにも書いてありますが、坂戸って魚野川の近くですから水に困っていたとは意外でした。
そして昭和60年に完成した、とは案外最近の事ですよね。それまではとても不便な土地だったのでしょう。

いまや、住宅がぎっしり建ち、交通の便もいいし魚野川と坂戸山に挟まれた好立地で自然も豊かなので人気の地区です。

すぐ横に流れる川…こういったものの工事をされたのでしょうか?

トンネル内からみるとこんな感じで石碑が見えます。

トンネルの柱部分にこんな装飾が。

「坂戸区H26年6年生」六日町小学校ですかね。ということは平成26年完成かな?結構前ですね…

本日も、今日の暮らしを創った先人たちに感謝。

龍言の場所ですが、地図です↓